
東北や北関東のを旅するときに、中継地として車中泊で利用する「道の駅いたこ」(茨城県潮来市)。
ここの朝ごはん「おにぎりセット」がお気に入りだ。
道の駅いたこには「おふくろ亭」というレストランがあり、朝7時から営業を開始している。モーニング(朝定食)があるのは、車中泊利用者にはありがたい。
そもそも最初にここで車中泊をしたときは、利便性の良さだけで選び、私自身いつも朝ごはんを食べないので、朝定食の事はまったく気にもかけていなかった。

しかしオットが朝定食に気が付き、食べに行く。焼き魚定食(650円)を注文したそうで、これはこれでおいしかったけれど、なにより「多くの人が『おにぎりセット』を頼んでいて、それがとってもうまそうだった」とのこと。
めずらしく、「あーーあれが食べたかった」と言っていたのが印象的。よっぽどおいしそうだったのだろう。
次回は絶対おにぎりセットを頼もうと決め、その日はそのまま旅立った。
そして時を経て2回目の訪問。
北関東旅の途中、道の駅いたこで車中泊をし、翌朝ついに「おにぎりセット」と対面。

茨城といえば、関東一の米どころ。おにぎりにも茨城県潮来市産の米が使われている。この日はコシヒカリだった。
おにぎり2つの具は辛子明太子、ツナマヨ、サケ、梅、こんぶ、牛しぐれなどから選べる(日によって具材は変わる)。同じもの2つでもOK。

少し大きめのおにぎり2つと卵焼き、そしてみそ汁とおしんこが付いて450円というコスパの良さ!

かたくもなく、かといってやわらかすぎず、絶妙な炊き具合のごはん。そのごはんはふんわりと握られ、乱暴に持ち上げるとくずれてしまいそうなほど。
自分ではぎゅっとかためのおにぎりを作るので、このほろりとくずれる“エアリーおにぎり”な感じがまたいい。具もしっかりと入っている。


卵焼きも大きめ。こちらは日によって焼き具合や形が違うようだ。みそ汁もしっかりおいしい。
店名の「おふくろ亭」が表しているとおり、親が作ったような手作り感を味わえる一品、そして450円という価格もおすすめの理由。
ほかにもフォーや焼き魚などの魅力的な朝メニューがあるけれど、やっぱりおにぎりセットを頼んでしまう。
車中泊で道の駅を利用すると、早朝に店が開いていないことが多いけれど、モーニングがある道の駅だと多少だけれどお金を落とすことができる。
新米の季節になったので、いますぐにでも行きたい道の駅だ。
道の駅いたこ レストラン「おふくろ亭」
営業時間:7時~17時(朝メニューは7時~10時)
【車中泊について】道の駅いたこ 水郷の里

車中泊で利用したのは、GW、夏、秋と3回ほど。駐車台数は普通車で281台と多めだが、キャンピングカーから乗用車まで車中泊する人でいつも混んでいる印象。
暴走族などに遭遇することもなく、深夜でもひとりで安心してトイレに行けた。
住所:茨城県潮来市前川1326-1
営業時間:9時~19時(年中無休)
駐車場台数:乗用車281台、大型車20台、身障者用3台